毎日、危険な暑さが続いていますね。
テレビやニュースでも、「こまめな水分補給をしましょう」と呼びかけられています。
でも、実は飲み物なら何でも同じというわけではありません。
お酒やコーヒーなどには「利尿作用」があり、飲み方によっては体内の水分が不足しやすくなることがあります。
今回は、利尿作用について分かりやすくご紹介するとともに、猛暑を元気に乗り切るための水分補給やセルフケアについてお話しします。
利尿作用とは?
利尿作用とは、尿の量を増やし、体内の水分を体の外へ排出しやすくする働きのことです。
私たちの腎臓は、血液をろ過して尿を作るだけでなく、必要な水分は再び体内へ戻す「再吸収」という働きをしています。
しかし、利尿作用のある成分を摂ると、この再吸収が抑えられ、通常よりも多くの水分が尿として排出されます。
適度な利尿作用は、余分な水分を排出することで、むくみの予防や改善に役立つこともあります。
つまり、利尿作用そのものが悪いわけではありません。
ただし、猛暑の中で大量に汗をかく時期には、水分とミネラルが失われやすくなっています。その状態で利尿作用の強い飲み物ばかりを摂ると、水分不足を招きやすくなるため、飲み方や水分補給の方法を意識することが大切です。
アルコールにも利尿作用があります
「ビールを飲むと何度もトイレに行きたくなる。」
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
アルコールには、体内の水分を保持する**抗利尿ホルモン(バソプレシン)**の分泌を抑える働き
があります。
その結果、尿の量が増え、飲んだ以上に体の水分が失われてしまうことがあります。
つまり、お酒は水分補給にはなりません。
特に猛暑日に屋外で飲酒をすると、脱水や熱中症のリスクが高くなります。
お酒を飲む際は、水や麦茶も一緒に飲むよう心掛けましょう。
コーヒーなどのカフェインにも利尿作用があります
コーヒーや紅茶、緑茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインにも利尿作用があります。
カフェインは、腎臓で水分を再吸収する働きを抑えるため、尿の量が増えやすくなります。
さらに、膀胱を刺激する作用もあるため、尿がそれほど溜まっていなくても「トイレに行きたい」と感じやすくなります。
そのため、
- トイレが近くなる(頻尿)
- 夜中に何度も目が覚める(夜間尿)
といった症状につながることもあります。
一般的には、カフェインを約250〜300mg(コーヒー約2〜3杯分)以上摂取すると、利尿作用がより現れやすいとされています。
もちろん個人差はありますが、猛暑日にコーヒーばかり飲んでいる方は少し意識すると良いでしょう。
猛暑では「隠れ脱水」に注意
最近の日本の夏は、35℃を超える猛暑日も珍しくありません。
私たちは汗をかくことで体温を調節していますが、その際には水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質(ミネラル)も一緒に失われています。
そんな状態で、
- コーヒーばかり飲んでいる
- ビールで水分補給した気になっている
という生活を続けていると、
「飲んでいるのに脱水状態」
になってしまうこともあります。
こんな症状はありませんか?
- のどが渇く
- 尿の色が濃い
- 頭がぼんやりする
- 足がつりやすい
- 疲れが抜けない
- 体がだるい
これらは、体からの「水分が足りません」というサインかもしれません。
おすすめの水分補給
水や麦茶でこまめに水分を補給することはもちろん大切ですが、夏ならではの食べ物や飲み物もおすすめです。
🍉 スイカ
スイカは約90%が水分でできており、「食べる水分補給」ともいえる夏の果物です。
カリウムが豊富なほか、アミノ酸の一種であるシトルリンも含まれています。
シトルリンは血流をサポートすると考えられており、暑さによる疲労対策にも役立つ可能性があります。
昔から「スイカに塩をかける」と言われますが、これには理由があります。
スイカにはカリウムは多く含まれている一方で、汗とともに失われるナトリウムはほとんど含まれていません。
そのため、少量の塩をかけることでナトリウムも補給できるのです。
さらに、塩をひとつまみ加えることで甘みが引き立つという嬉しい効果もあります。
🍋 はちみつレモン水
はちみつレモン水も夏の水分補給におすすめです。
理由は3つあります。
① 水分を効率よく補給できる
はちみつに含まれるブドウ糖や果糖は、水分の吸収を助ける働きがあります。そのため、水だけよりも体に水分が取り込まれやすくなります。
② 汗で失われるミネラルを補える
レモンにはカリウムなどのミネラルが含まれています。ただし、汗で大量に失われるナトリウム(塩分)はあまり含まれないため、たくさん汗をかいた日はひとつまみの塩を加えると、より熱中症対策向きになります。
③ 疲労回復のサポート
はちみつの糖分は素早くエネルギーになり、レモンに含まれるクエン酸には疲労感の軽減をサポートする働きが期待されています。
おすすめレシピ
- 水:500ml
- はちみつ:大さじ1
- レモン汁:大さじ1〜2(お好みで)
- 塩:ひとつまみ(約0.5〜1g)
冷蔵庫で冷やしておけば、暑い日の水分補給にぴったりです。
ただし注意点も
はちみつレモン水は健康的な飲み物ですが、スポーツドリンクの代わりになるとは限りません。
- 大量に汗をかいたとき
- 屋外で長時間作業をしたとき
- 熱中症が心配なとき
は、経口補水液や適切な電解質を含む飲料が適している場合があります。
また、はちみつには糖分が含まれるため、飲み過ぎには注意しましょう。
はちみつはエネルギー補給に役立ち、レモンに含まれるクエン酸は疲労感の軽減をサポートするとされています。
たくさん汗をかいた日には、ひとつまみの塩を加えると、失われた電解質の補給にも役立ちます。
夏バテの原因は脱水だけではありません
猛暑では、脱水だけでなく、冷房による冷えや自律神経の乱れも重なります。
さらに、水分不足によって血液の流れが滞りやすくなると、
- 首や肩のこり
- 足のむくみ
- 足の重だるさ
- 疲労感
- 寝ても疲れが取れない
といった不調につながることがあります。
体の中からも、外からもケアを
猛暑を元気に乗り切るためには、体の中からと外からのケアの両方が大切です。
こまめな水や麦茶で水分補給をすることに加えて、
🍉 スイカで水分・カリウム・シトルリンを補給し、
🍋 はちみつレモン水で水分・エネルギー・クエン酸を補い、
🌿 オイルトリートメントで血流やリンパの流れを整えながら、心と体をリラックスさせる。
そんな「内側と外側の両方からのケア」が、暑さによる疲れやだるさを和らげ、夏を健やかに過ごすための力になります。
オイルトリートメントは、水分不足そのものを改善するものではありませんが、やさしく全身をほぐすことで筋肉の緊張がゆるみ、血液やリンパの流れが整いやすくなります。
また、ゆったりとした時間を過ごすことで副交感神経が優位になり、暑さや冷房で乱れがちな
自律神経を整えるサポートも期待できます。
「最近、疲れが抜けない。」
「ぐっすり眠れない。」
「体が重だるい。」
そんな方は、体からの「少し休んで」というサインかもしれません。
この夏は、水分補給だけでなく、体のメンテナンスも取り入れながら、心も体も元気に過ごしてみませんか?
オイルトリートメントで、頑張るご自身をいたわる時間をぜひお過ごしください。
ご予約はHPのトップページかお電話にて承ります☎️




コメント